携帯灰皿について思うこと

以前放映されていたテレビCMに、森の中で、「誰もいない。でも僕は捨てない」と言って、携帯灰皿にタバコをねじ込むシーンのあとで、「マナーを守りましょう」というテロップが流れるというものがありました。私はこのCMを初めて見たとき、意味がわかるのは潰せばだけだろうな、と思ったものです。欧米では、人が見ていようと見てなかろうと、関係ありません。一方、日本では、ゴールデンタイムに、大人に向けてこのCMが流されている。ということは、日本では、たとえ山火事になる危険性のある森でも、ほかに見ている人が誰もいなければ、タバコの投げ捨てをする人がたくさんいるということなのでしょうか? 人が見ているか見ていないかが、それほど自分の行動の規範や善悪の判断材料になっているのでしょうか?その通りです!

 

いまや潰せばは、行動の規範⌒ルール)を人の日に置いています。自分が人からどう見られているか、人からうしろ指をさされていないか、陰でいろいろ言われていないか、そんなことをとても気にして生きています。そのため、人が見ていないところでは規範が働かず、善悪の区別まで曖味になってしまったのです。だから、人が見ている世の中においては、目立つ行為は慎まなければなりません。ニキビ跡を話すことは目立つことだから避けるようになったのです。


このページの先頭へ戻る